安価なジェネリック医薬品同等の効果で安価なジェネリック医薬品を活用することで、医療の質を落とさずに医療費が節約できます。
ジェネリック医薬品は同じ効果で安価
- ジェネリック医薬品は、医師に処方される薬の中で、開発から時間がたち特許が切れた有効成分で作られた薬です。厚生労働省により認可され、品質や効果、安全性が確認されているので安心して使用できます。
薬の分類
新薬とジェネリック医薬品の比較
- ジェネリック医薬品の中には水なしで服用できるようにしたり(口腔内崩壊錠)、飲みやすい形状に工夫するなど、薬の効果に影響のない範囲で改良が加えられているものもあります。
ジェネリック医薬品が新薬と 同じでなければいけないところ |
ジェネリック医薬品が新薬から 変えてもよいところ |
●有効成分の種類 ●用法・用量 ●効能・効果 |
●薬の形・大きさ ●薬の色 ●薬の味 ●添加剤 ●薬のパッケージなど |
- ジェネリック医薬品は特許が切れた成分を使用しているため、同じ有効成分で作られた新薬に比べて薬の値段が安く、同じ効果でお薬代の負担が軽くなり医療費を節約することができます。
新薬とジェネリック医薬品の価格比較(令和2年6月1日現在)
新薬 | ジェネリック医薬品 | |
花粉症 (オノンカプセル112.5mg) |
46.0円/1カプセル | 21.4円/1カプセル |
---|---|---|
脂質異常症 (クレストール錠5mg) |
99.9円/1錠 | 21.7円/1錠 |
高血圧 (オルメテック錠40mg) |
142.9円/1錠 | 30.7円/1錠 |
糖尿病 (アクトス錠30mg) |
108.6円/1錠 | 29.4円/1錠 |
認知症 (アリセプト錠10mg) |
419.6円/1錠 | 101.2円/1錠 |
※ジェネリック医薬品の値段は最も安い金額を掲載しています。薬価の改定などで薬の値段が変わる場合があります。
ジェネリック医薬品の情報
利用する場合は医師・薬剤師に相談する
- ジェネリック医薬品を利用したい場合には、医師・薬剤師に相談します。薬の処方を受けるとき、薬局で調剤してもらうときに「ジェネリック医薬品でお願いします」と伝えてください。
- ジェネリック医薬品で同じ効果が出るかが心配という場合には、先に一部だけをジェネリック医薬品にする「お試し調剤」を行うこともできます。
お試し調剤の流れ
- 新しく開発された薬でまだ特許が切れていない場合や、治療上の理由で変更できない場合はジェネリック医薬品にすることができません。まずは医師・薬剤師に相談してみましょう。