ヘルスリテラシーを高める｜健康を守るために｜健康サポート

ヘルスリテラシーを高める健康情報を活用する能力のことを「ヘルスリテラシー」といいます。ヘルスリテラシーを高め、自分で健康を守りましょう。

「ヘルスリテラシー」とは、健康や医療に関する情報を探したり、活用したりする能力のことです。さまざまな健康情報の中で正しい情報を見抜き、情報を使いこなす能力を高めることが健康を守るために重要です。
ヘルスリテラシーが低いと誤った健康情報に振り回されるだけでなく、健康に関する関心が低くなり、医師や看護師などに適切に相談ができず、健康を悪化させやすいことがわかっています。
ヘルスリテラシーが高いと正しい情報を理解できることに加えて、健診などで病気を予防したり、慢性の病気を悪化させずに、自分で自分の健康を守ることができるようになります。

ヘルスリテラシーを高めることは、健康を維持し病気を悪化させないことにつながります。また、病気やけがで医療が必要になったときに正しい選択をすることができます。
健康や医療に関する情報の中には信頼できる情報だけでなく、質が悪く信頼できない情報が含まれています。情報を区別して、信頼できる情報を見極める力を身につけることが必要です。

体重や血圧など簡単に測定できる指標も利用して、体の変化を自分から知るようにしてみませんか。1年に1回は必ず健診を受診してご自身の体の状態を確認し、ふだんの生活を見直す機会にしましょう。

健康を知る力を高めるために

インターネットや書籍などで自分から情報を探してみましょう。ただし、根拠があいまいな情報に振り回されないために、情報を見極める力を養う必要があります。「い・な・か・も・ち」で情報の信頼性を確認してください。

情報を見極める力を高めるために

（出典：「地域住民のヘルスリテラシー向上に寄与するアクティブラーニング教材の開発（聖路加国際大学）」)

自分が望む適切な医療や制度を利用するためにも、医師や看護師など医療従事者に上手に相談できるようになっておきましょう。自分の体の責任者として体調や困っていることを正確に伝え、わからないことを質問できる能力を身につけておくことが大切です。

相談力を高めるために

さらにヘルスリテラシーについて
知りたい場合は

ヘルスリテラシーについてわかりやすく解説しているWEBサイトです。「健康を決める力」として、ヘルスリテラシーを身につけるために必要な情報が掲載されています。